Bcc: の使い方

沢山の人に同じ内容のメールを送りたいときに使います。

良く見かけるのは To:Cc: 欄にアドレスを並べるやり方ですが、お互いメールアドレスを交換している仲間内以外の人にも、並べたアドレスのすべてが全員に届きます。
Eメールの仕組み上、[,] または [, ] (カンマの後ろに半角一つ分のスペース)でアドレスを並べると、そのアドレスすべてに同文が配信されます。To:Cc: 本質的な区別はありません。
Cc: の当初の目的は、「この人にも知らせておいたよ」程度の意味を To: の人にも伝えたいということでした。

お互い知らない人がいる場合は Bcc: を使います。メールの転送や印刷で人手に渡ってしまえば、To:Cc: に載ったアドレスはどこでどのように悪用されるか分かりません。その意味で Bcc: を使うのは Eメールを利用する上での大切なマナーです。

実際の使い方を Yahoo! JAPAN メール(Web メール)で示します。




Bcc: で使うアドレスを記述したテキスト ファイル例
Bcc: にセットするいろいろなグループをどこかに保管しておく必要があります。Windows OS なら [スタート]-[すべてのプログラム]-[アクセサリ] を開くと見つかる [メモ帳] などを使って見本のように記述したテキスト ファイルをしっかり管理できる場所に保存しておきます。

Bcc: も万全ではありません。実際に届くメールの中身には全員のアドレスが含まれています。仕組みを知っている人にとっては取り出すことは難しくありません。むやみに他人のアドレスをばら撒きたくない場合は、アドレス情報を含まない別な Eメールの仕組みを使うしかありません。

updated on February 22, 2012/h.Yuji